おならが臭いのは大腸がんの可能性?臭い原因と対処法を解説

公開日:2025/01/17 最終更新日:2026/02/24
腸内環境とおならの関係性

おならのにおいが強いと、病気を心配する方も多いでしょう。実際のところ、おならの大半は病気とは無関係ですが、食生活や腸内環境の乱れ、体調不良が影響しているケースもあります。また、腹痛や下痢などの症状を伴う場合には、注意が必要な病気が隠れている可能性も否定できません。

本記事では、おならの基礎知識からにおいが強くなる原因、そして日常生活でできる対処法までをわかりやすく解説します。

おならの基礎知識

体から放出されるおならには、さまざまな成分が含まれています。そのにおいの強さは、食生活や腸内環境の影響を受けています。

ここでは、おならの基本的な情報をくわしく解説します。

おならの大半の成分は無臭

「おなら」とは、肛門から出るガスのことです。その多くは、食事や呼吸を通じて体内に取り入れられることで発生します。

おならの成分は窒素が大半を占めており、そのほかに酸素や二酸化炭素、水素、メタンで構成されています。おならというと「臭い」というイメージを持つ方がほとんどですが、実は成分のほとんどは無臭です。

健康的な体だと、においはほとんどしないか、漬物のようなにおいが若干する程度です。おならのにおいがきつい場合には、腸内環境が乱れている可能性が高いでしょう。

においの元は硫化水素・二酸化硫黄

おならが臭くなる原因は、微量に含まれる硫化水素や二酸化硫黄、メタンチオールなどのガスです。これらは腸内細菌が食べ物を分解する過程で発生します。

これらの成分は全体の1%にも満たないほどの微量ですが、非常に強いにおいを持つため、わずかな量でもはっきりと感じられます。とくに悪臭の原因となるのは、たんぱく質が腸内で腐敗する際に生じるガスです。腸内環境が乱れると、こうしたガスが増えやすくなります。

また、おならの回数が増加している場合には、便秘や過敏性腸症候群などの病気が潜んでいる可能性もあるため、医師に相談してみましょう。

おならが臭くなる主な原因

おならのにおいが気になる原因は、日常生活のなかに潜んでいるケースがほとんどです。食生活の偏りや生活習慣の乱れによって、強いにおいが発生しやすくなります。

ここでは、おならが臭くなる主な原因を紹介します。

動物性たんぱく質の過剰摂取

肉類や卵、乳製品などの動物性たんぱく質を過剰に摂取すると、消化しきれなかった成分が大腸に届き、悪玉菌のエサになります。その結果、腐敗が進み、強いにおいのガスが発生しやすくなります。高たんぱくな食事が続いている人は、知らないうちに腸内環境を悪化させている可能性があります。

ただし、たんぱく質は体の構成に欠かせない重要な栄養素なので、完全に避けるのはおすすめできません。適度な量を摂取することを心がけましょう。

硫黄を含む食品の摂取

にんにく、玉ねぎ、ニラ、キャベツ、ブロッコリーなどの食品には硫黄化合物が多く含まれています。そのなかでも代表的な硫黄化合物である「硫化アリル」や「アリシン」は、体内で硫化水素を発生させる原因とされています。

硫黄を含む食品は体に良い一方で、摂りすぎるとおならのにおいが強くなることがあります。腐った卵のような強いにおいを感じる場合は、これらの食品を摂りすぎている可能性が考えられます。一時的ににおいが強くなるだけであれば問題ありませんが、継続的に続く場合は食事内容の見直しが必要です。

腸内環境の乱れ

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在しており、そのバランスをとることが重要です。悪玉菌が優位になると、ガスの発生量やにおいが強くなりやすくなります。

ストレスや睡眠不足、偏った食事、抗生物質の使用なども腸内環境を乱す要因です。

便秘の影響

便秘になると、腸内に便が長時間とどまり、腐敗が進みます。その結果、悪臭を伴うガスが多く発生します。

さらに深刻な状況になると、腸内に溜まったガスが肺から呼気として排出されるケースもあります。おならのにおいとあわせて口臭が気になる方は、腸内環境がかなり乱れているサインと考えられます。

腹痛や下痢を伴う場合の悪臭は病気が潜んでいる可能性も

おならのにおいは日常的な生活習慣の影響を受けていることがほとんどですが、なかには何らかの病気が隠れているケースもあります。腹痛や下痢を伴う悪臭に悩んでいる場合は、なるべく早めに専門機関に相談することをおすすめします。

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群は、腸に器質的な異常がないにもかかわらず、腹痛や下痢、便秘などの症状が続く病気です。腸が過敏になることで引き起こされる病気ですが、原因や症状はさまざまです。

下痢と便秘が交互に起こる、数週間にわたって下痢が続くといった場合には、過敏性腸症候群の可能性が高いでしょう。一時的に症状が改善しても、再発しやすいのが特徴です。

慢性胃炎

慢性胃炎は主に、ピロリ菌による胃の炎症を指します。胃の粘膜が弱まることで炎症が繰り返され、治りにくい状態となります。さらに、胃の炎症が長期化すると、突発的な胃痛・吐き気・満腹感・胃もたれ・胸やけなどの症状が慢性的に続きます。

また、ピロリ菌はアンモニアをつくりだすため、おならのにおいも強くなります。重症化すると、胃潰瘍を発症するケースもあるため、早期の治療が求められます。

大腸がん

おならが臭いだけで大腸がんと断定することはできません。しかし、悪臭のあるおならに加えて、血便、体重減少、腹痛、便通異常が続く場合には、医療機関での検査が勧められます。

大腸がんは早期発見が非常に重要な病気です。気になる症状がある場合は、自己判断せず受診することが大切です。

悪臭を伴うおならの対策

おならのにおいが気になる方は、食事内容を見直したり、生活習慣を整えたりすることで、軽減されることがあります。ここでは、取り組みやすい具体的な対策を紹介します。

動物性たんぱく質の摂取を制限する

肉類中心の食生活を見直し、魚や大豆製品など植物性たんぱく質を取り入れることで、腸内の腐敗を抑えやすくなります。適度な量を守り、バランスの良い食事を心がけましょう。

腸内フローラと大腸のバリア機能を改善する

健康的な腸内フローラを保つには、善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスを整えることが重要です。細菌の多様性を維持することで、消化吸収が促進されます。

とくに、酪酸菌をはじめとする善玉菌は、大腸のバリア機能を高める効果があります。善玉菌が優位に立つことで、おならのにおいが軽減されます。

自律神経を整える

腸は自律神経の影響を強く受ける臓器です。睡眠不足やストレスが続くと腸の動きが乱れ、ガスが溜まりやすくなります

規則正しい生活や適度な運動を行うことで、自律神経を整えられます。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動に取り組むことで、副交感神経が優位になります。十分な睡眠をとり、生活リズムを整えましょう。

食物繊維を積極的に摂取する

野菜、海藻、きのこ類に含まれる食物繊維は、便通を改善し、腸内環境を整えるのに役立ちます。水溶性食物繊維を摂取することで、便の悪臭が軽減されたという研究結果も報告されています。

ただし、急に摂りすぎると逆にガスが増える場合もあるため、少しずつ増やすことがポイントです。

善玉菌を含む食品を取り入れる

ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品は、腸内環境の改善に役立ちます。継続的に取り入れることで、においの改善が期待できます。

まとめ

おならのにおいは、食事内容や生活習慣の影響を強く受けます。多くの場合は、食生活の見直しや腸内環境の改善によって軽減できます。

たとえば、食物繊維や発酵食品を積極的に取り入れることで、腸内環境が整えられます。十分な睡眠や軽い運動も、自律神経を整える効果が期待できます。

ただし、腹痛や下痢、血便などの症状を伴う場合には、過敏性腸症候群や大腸がんなどの病気が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。気になる方は、早めに医療機関に相談することをおすすめします。

本記事が参考になれば幸いです。

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